タクシー転職

タクシーへの転職は未経験でもできる。現役のドライバーがその理由を解説します。

投稿日:2020年11月1日 更新日:

(この記事は2020.11.7に公開されました。)

タクシーに転職を考えている人
タクシーに転職を考えている人

「タクシーへの転職を考えているけど、未経験でも大丈夫かな?」

この記事を読むと分かること

タクシーへの転職は未経験でもできる理由が分かります。

未経験でタクシーに転職する人が、気をつけるべきポイントが分かる。

この記事の信頼性

しょうた
しょうた

この記事を書いているわたしは、タクシーに転職して5年目の現役ドライバーです。

タクシーに転職するまえはアパレル販売員をやっていて、まったくの未経験でタクシーに転職しました。

この記事では、実際に未経験でタクシーへ転職したわたしの実体験にもとづいて、タクシーは未経験でも転職できる理由を解説していきます。

タクシーへの転職は未経験でもできる

タクシー運転手のしごとは、世の中的にはあまり知られていないため、気になっていても転職をするまでは踏み出せないかたが多いのではないでしょうか。

ですがわたしは、未経験でタクシーに転職してみて、タクシー運転手は未経験者が転職して続けやすい仕事だと感じています。

これから未経験者が転職しやすい理由について説明していきますね。

タクシーへの転職は2種免許がなくても大丈夫

タクシー運転になるためには2種免許が必要です。しかし心配はありません。

ほとんどのタクシー会社では、入社するときに2種免許を取らせてくれます。

タクシー会社が2種免許の取得にかかる費用を全額負担してくれることが多いです。

わたしが所属するタクシー会社では、2種免許の取得費用は全額会社が負担してくれ、自動車学校に通う期間は日給が支給されました。

自動車学校に通った期間は、わたしのときは10日間ていどでしたね。

自動車学校に通っているあいだは、昼食代以外はほとんどお金は使いませんでしたよ。

地理が分からなくても、タクシーに転職できる

タクシー運転手には地理が分からなくても転職することができます。

わたし自身も、タクシーに転職をする前はアパレルの販売員をしていたため、地理はほとんど分かりませんでした。

こんなわたしでも、タクシー運転手になって5年目です。現在は黒タクと呼ばれるハイクラス仕様のタクシーに乗って、新人教育にも携わっています。

ではなぜ、地理が分らない状態でタクシーに転職したわたしでも、タクシー運転手として仕事を続けてくることができたのでしょうか?

その理由は2つあります。

  • ひとりでの乗務がはじまる前の研修期間中、地理を学べた。
  • ひとりで乗務した後も、お客さまに地理を教えて頂くことができた。

多くのタクシー会社では、ひとりで乗務する前に研修があり、この研修期間中に地理を覚えることができます。

研修には、大きく分けて2つありますね。ひとつは研修センター、そしてもう一つは側乗(そくじょう)です。

わたしが所属するタクシー会社では、2種免許を所得したのち、自社の研修センターに2週間通います。

この研修センターでは、地理や路上研修、タクシーで使うメーターやナビ操作を学ぶことに。

そしてこの研修センターを卒業後、各営業所で側乗が行われます。側乗というのは、横に営業所の先輩に乗ってもらい、実際にタクシーで営業することです。

わたしが所属するタクシー会社では、昼夜勤の場合だと昼の側乗が6日間、夜の側乗が3日間行われていますよ。

側乗では、研修センターで学んだことが、実際に乗務してお客さまをお乗せしたときにも行えるかの最終チェックが行われます。

研修センターで地理を勉強していても、実際にお客さまをお乗せしたときに頭が真っ白になってしまい、自分がいまどこを走っているのか分からなくなってしまうことはよくあることでしょう。

いきなりひとり乗りをして、このように頭が真っ白になることがないように、側乗で実際の営業に慣れておく必要がありますね。

このように入社後に研修期間を設けているタクシー会社が多いため、地理が分らなくても転職することができるわけです。

ひとつ注意が必要なのは、タクシー会社によって新人教育に力を入れている会社とあまり力をいれていない会社があります。

一般的には大手のタクシー会社のほうが、研修期間が長く、内容もしっかりしているかとおもいますが、転職するタクシー会社を決める際には会社に参加して担当者に聞くなど情報収集しておく必要があるでしょう。

タクシーに転職するにあたり会社選びは非常に重要ですが、わたしがオススメする方法は、タクシー専門の転職サイトを利用することです。

参考までにタクシー専門の転職サイトをご紹介させていただきます。多数あるタクシー会社の求人からより自分の条件に合った求人を選ぶことができます。

専門のコンサルタントが相談にのってくれるので安心ですよ。

無料で登録することができるので、良かったら使ってみてくださいね。

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タクシーは未経験者で売上げ良い人もいる

わたしの周りには、未経験でタクシーに転職してきて、はじめから売上が良い人もいます。

タクシーはベテランのほうがスキルがあり、たくさん稼げるイメージがもしかしたらあるかもしれませんが、実際は新人のころから稼げる人はたくさんいます。

その理由をこれからご説明します。

タクシーの給料は歩合制が基本

タクシーの給料は、基本的に歩合制ですが、大きく分けて二種類あります。

  • 『完全歩合制』 売上げに応じて給料が決まる。
  • 『一部歩合制』 歩合給+基本給

例えば月間の売上が70万円だった場合、それぞれの給料はつぎのとおりです。歩合率と基本給はあくまでも例として説明しますね。

完全歩合制の場合

70万円(売上)×50%(歩合率)=35万円(給料)

一部歩合制の場合

70万円(売上)×40%(歩合率)+7万円(固定給)=35万円(給料)

このようにタクシーの給料は歩合制なので、新人でも売上げがよければ沢山稼ぐことができるのですね。

タクシーの売上げは、お客さまとの出会いが左右する

タクシーの売上げは、お客さまとの出会いが左右するとは、どういうことなのでしょうか?

タクシーでは沢山のお客さまをお乗せすることができると、営業回数が増え売上げを伸ばすことができます。

また、長距離のお客さまをお乗せすることができると、一回の営業回数で大きく売上げが伸びることに。

沢山のお客さまをお乗せするためや、長距離のお客さまをお乗せするためには、営業スキルも多少は関係しますが、最も重要なことはお客さまとタイミングが合うことです。

タイミングが合うということに関しては、偶然の部分が大きいですが、この部分に関しては、新人ベテランは関係ないと思います。

不思議と新人のうちから売上げが良い人をこれまでたくさん見てきていますが、このような人たちは、たまたま長距離のお客さまをお乗せすることができたと言いますね。

とにかく、タクシーの収入はお客さまとタイミングが合うことが重要なので、これはタクシーに転職してみるまで分からないですね。

未経験でタクシーへ転職する人は、ここに注意しよう

未経験でタクシーに転職することができますが、続けていけなくては意味がありません。

未経験でタクシーへ転職した人が、タクシーの仕事を続けていくために注意したほうが良いポイントをご説明します。

自分にあった勤務形態を選ぶ

タクシー運転手は様々な勤務形態があります。このてんは、他の職業と違うところだと思います。

タクシーを続けていくためには、自分にあった勤務形態を選ぶことが非常に大切です。

自分の体に合わない勤務形態を選んでしまうと、体調管理が難しくなり、事故を起こすリスクが高まってしまうことに。

タクシー運転手の勤務形態はつぎのものがあります。

  • 昼勤→朝から夕方までの勤務。勤務時間は11時間ていど。週に1~2日休み
  • 夜勤→夕方から朝までの勤務。勤務時間は時間11ていど。週に1~2日休み
  • 昼夜勤→昼勤と夜勤が2週ごとに入れ替わる勤務。時間や休日は昼勤と同じ。
  • 隔日勤務→朝の8時から翌朝5時くらいの勤務。働いた次の日は休み。
  • 2車3人制→朝の10時から翌朝2時くらいの勤務。2日勤務して1日休み。

それぞれの勤務形態の詳しい説明はこちらの記事で書いています。興味があるかたはご覧ください。

勤務形態を選ぶときに注意したほうが良い点は、自分の体にとって無理のない勤務時間にすることです。

隔日勤務や2車3人制は、勤務時間が20時間以上あるため、タクシー未経験の人が選ぶにはハードルが高いかもしれません。

また、昼勤以外の勤務形態は、深夜の勤務が含まれます。タクシーは22時以降は割増料金になるため、深夜に乗務したほうが稼ぎやすいですが、昼間寝ることができない体質の人が、このような深夜に働く勤務を選んでしまうと、勤務時間中に眠くなっていまい、居眠り運転による事故のリスクが高まるでしょう。

タクシー会社によって、ここで挙げた勤務形態がそろっているわけではなく、取り入れている勤務形態がそれぞれです。

なので、タクシーに未経験で転職しようとする人は、自分に合う勤務形態で働くことができるタクシー会社を選びましょう。

に無理はしない

タクシー運転手の仕事を長く続けていくためには、体に無理はしないことも大切です。

タクシー運転手が体に無理をしてしまうと様々なリスクがあります。

  • 風邪などで休むと、収入が減る。
  • 疲れたまま運転すると、事故のリスクが高まる。
  • 病気になってしまうと、休職や退職の原因に。
  • 欠勤が多いと、会社からの評価が下がる。
  • 疲れがたまっていると、楽しく働けない。

どの職業でも体に無理をするとリスクがありますが、タクシー運転手にはこんなにあるのですね。

参考までに、タクシー会社が運転手を評価するポイントは、事故の回数、出勤率、苦情の回数、売上げです。

わたしは現在、黒タクと呼ばれるタクシーに乗っています。真っ黒なハイクラスタクシーで、法人の役員クラスのお客さまのご予約もあり、一般のカラーリングがされたタクシーとは区別されています。

もしもこれからタクシーに転職をする予定で、ゆくゆくは黒タクに乗ることを目指しているかたは、さきほどお伝えしたタクシー会社の評価ポイントを考えて乗務すると、黒タクに乗れやすいと思うので、参考にしてみてくださいね。

一日の勤務の流れ

タクシー運転手の一日の仕事の流れを、昼勤を例に説明します。

具体的な時間などについては、タクシー会社によっても異なってくるので、あくまで勤務例として参考にしてみてください。

  • 6時30分 出社して、タクシーの日常点検
  • 7時00分 点呼(運行管理者からの業務連絡等)
  • 7時20分 出庫して、午前中は自宅から病院までの配車の仕事を中心に営業
  • 11時00分 11時くらいから配車の仕事が落ち着くため、15分くらいの休憩をとる
  • 11時15分 高級住宅地を周って、自宅からデパートまでの買い物客をねらう
  • 13時00分 ガススタンドへ燃料補充に行く
  • 13時15分 コンビニなどでランチをして30分くらい休憩をとる
  • 14時00分 都心部を流して、ビジネスマンなどの乗車をねらう
  • 18時00分 車庫にもどり、洗車をする
  • 18時30分 売上げを計算して納金
  • 19時00分 会社のドライバー仲間と軽く話して帰宅

勤務形態によって、営業エリアや、時間などは変わってきますが、大まかな流れを参考にしてみてくださいね。

タクシーに向いてる人

基本的にタクシー運転手にはどのような人でも、転職することはできます。

ここでは、タクシーの仕事を長く続けられるという観点で、タクシー運転手に向いている人がどんな人かをお伝えします。

これまでにわたしが実際に周りのドライバーを見て感じたことをお伝えするので、参考ににしてみてくださいね。

  • マイペース
  • コツコツ仕事をこなせる
  • 運転が好き
  • 接客が好き
  • 物事に捉われない

ここで挙げるマイペースな人とは、良い意味で自分のペースを持っている人のことです。

お客さま乗車中には、お客さまに合わせた対応が必要ですが、お客さまに合わせながらも自分を持っている人のほうが、安定感があるかと。

運転が好き、接客が好きについては分かり易いかと思います。

タクシーは長い時間運転をする仕事なので、運転が好きじゃないとできない訳ではありませんが、運転が好きなほうが仕事のストレスが少ないでしょう。

接客が好きについても同様で、接客が好きな人は、楽しく仕事ができますし、対応上手だと接客トラブルも少なくなります。

物事に捉われないとは、起きたことに対してこだわりすぎず、流せる人のことです。

タクシーの仕事は続けていると、お客さまとのトラブルや事故などさまざまなトラブルに遭遇します。

わたしはタクシー運転手を5年くらいやっていますが、これまでにこのようなトラブルは何度か経験してきました。

物事に捉われる人だと、トラブルをいつまでも引きずって仕事に影響をきたしたり、場合によっては辞めてしまう人もいます。

営業中のトラブルが原因で辞めてしまう人を、わたしはこれまでに何人か見てきました。

営業中にトラブルがあったとしても、会社に帰って同僚に笑いながら話しているくらいの人のほうが、タクシー運転手には向いているかもしれません。

わたしはそこまで楽観的にはなれませんが、営業中に嫌なことがあっても、家に帰ったらお酒を飲んで寝たら忘れるようにはしています。

嫌な思いを引きずっていても、タクシーでは良いことは一つもありませんよ。

まとめ

ここまでご説明してきたように、タクシーへは未経験で転職することができます。

タクシーは、2種免許を取らせてくれ、研修を受けさせてもらえます。

研修では、地理や運転などタクシー運転手に必要なものをひと通り身につけ、そのあとひとり立ちすることになります。

タクシーは歩合制が基本なので、生活のために売上げをあげることが必要ですが、ベテランや新人はあまり関係なく、新人でも売上げトップクラスに入ることは可能です。そのような新人をわたしはこれまでにたくさん見てきました。

このようにタクシーは、他の職業とくらべても非常に未経験者がなりやすい職業であると言うことができます。

この記事をここまで読んで頂き、タクシーに転職してみたいと思っていただいた方は、タクシーに転職する方法について、こちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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