50代で転職先にタクシードライバーがおすすめな6つの理由＆転職方法

こんなお悩みをお持ちの方向けの記事です。

50代からの転職先として、タクシー業界を目指している方も多いのではないでしょうか。

この記事を書いている私は、現役のタクシー運転手として働いているのですが、私の営業所でも50代の方がたくさん転職してきています。

結論からいうと、タクシー業界は50代の方でも問題なく転職可能です。むしろ、50代以上だからこそ「助かる」と感じる面も多い業界です。例えば、「未経験でもスキルを身につけて働き始められる」「休憩をいつでも取れる」といった点は魅力的に感じるではないでしょうか。

この記事では、実際にタクシー運転手として働いている私がドライバーからの目線で、50代年の方にタクシー運転手がおすすめな理由と効果的な転職方法について解説します。

50代からの転職先にタクシー運転手がおすすめな理由

50代からの転職先としてタクシー運転手がおすすめな理由は以下の6つです。

それぞれ解説していきます。

タクシー転職に年齢は関係ない

タクシー運転手は未経験でもなることができ、しかも年齢制限がありません。

一般的に、ほとんどの職業で転職する際には年齢制限があり、50代を超えるとなかなか転職先が見つからないことが多いと思います。ですが、タクシー運転手になる際には、年齢についての心配はありません。

実際に私の同僚にも、50代で他の業界からタクシー運転手に転職してくる方がたくさんいます。

歳をとっても長く働き続けられる

全国ハイヤー・タクシー連合会の統計によれば、タクシードライバーの平均年齢は56.8歳でした。

実際に私の営業所でも、50代のタクシードライバーは多いです。

私の知っているタクシー運転手の中には、60歳で一度会社を辞めた後、アルバイトいう形で再雇用されて働き続けている方もいます。

タクシー運転手は歳をとっても長く働き続けることができる職業だということができるでしょう。

未経験でもタクシー運転手になれる

タクシードライバーは、未経験者でも始めやすい職業でもあります。

「二種免許を持っていない」「地理に詳しくない」という方もいらっしゃると思いますが、これらは会社に入る際に研修等で身につけることができます。

一般的に転職をする際に、一定のスキルや職歴などが必要になると思いますが、タクシーに関してはそういったスキルや職歴などはほとんど関係ないといってよいでしょう。

二種免許取得費用は会社が負担してくれる

タクシードライバーになるには、普通二種免許を取得する必要があります。

「免許」と聞いてハードルが高いと感じるかもしれませんが、これは入社するときにタクシー会社が取らせてくれます。二種免許取得に必要な費用も会社が負担してくれる場合が多いです（会社によります）。

私の場合は、二種免許の取得のための費用は会社が負担してくれて、自動車学校に通う期間の給料も支給されました。

転職する前はお金に余裕がなかったため、大変ありがたかったのを覚えています。

ただし、免許取得費用は会社が負担してくれることが多いのですが、通常は「3年間勤務すること」などといった条件があることがほとんどなので注意が必要です。

入社後の研修で地理を勉強することができる

二種免許試験に合格した後、1人で乗り始めるまでの間に研修所などで地理の勉強をさせてもらえるタクシー会社が多いでしょう。

私が所属する会社では、1人乗りが始まる前に約2週間会社の研修センターに通い、地理の勉強を始めタクシーで使う機器の研修や運転の指導を受けました。

このような1人乗り前の研修期間を設けているタクシー会社は多いと思います。

たとえ未経験でタクシー会社に入社したとしても、研修で一から教えてもらえるため、安心してタクシー運転手になることができますね。

寮があるタクシー会社もある

タクシー会社の中には寮がある会社もあります。

寮があると、その寮に生活しながら働くことができるので、50代の単身者には重宝するかと思います。寮だと家賃が安いことが多く、生活費もかなり抑えられるでしょう。

タクシー会社に寮が多い背景としては、タクシー業界は人手不足なので、県外に向けても積極的に求人を出していることがあります。県外から単身者が働きに来ても住むところに困らないように、寮が整備されているようですね。

年をとり配偶者と生き別れてしまい単身になった方でも、このような寮があれば安心して生活ができるでしょう。

タクシー運転手はこれまでの人生経験が役に立つ

日々タクシーに乗っている私自身が感じることですが、タクシーに乗ってこられるお客様は、ご高齢の方から若い方（ときには児童）まで多種多様な方が乗ってこられます。

ですので、それぞれのお客様に応じた対応が求められます。

例えば、ご高齢のお客様にはお体を気遣いながら寄り添うような対応、急ぎのビジネスマンにはテキパキとした対応が求められるでしょう。

深夜の営業をしていると、ときには泥酔したお客様も乗ってこられますが、中には一筋縄ではいかないお客様もいらっしゃいます。

このように、様々な方が乗ってこられるタクシーですが、お客様に合わせた接客を行うために必要なのは人間力です。

酸いも甘いも嚙み分けた中高年者だからこそできる接客があり、そのような接客ができることは、タクシー運転手をするうえでとても有利だと私は思います。私自身、年配の運転手の方には「人生の先輩」として、いつも勉強させていただいています。

50代でこれからタクシーに転職される方は、ぜひこれまでの人生経験を生かしてタクシー運転手として活躍して頂きたいですね。

タクシー運転手は休憩をいつとっても良い

タクシー運転手は乗務中いつでも休憩をとることができます。

50代になると持病をお持ちだったり、体に無理をすることができない場合も多いことでしょう。

そういった面でタクシー運転手の仕事は、自分のペースで仕事をすることができるので、体の調子に合わせて無理なく働くことが可能です。

タクシー会社としても、体に無理をかけて働いて事故をしてしまっては大変な損害になるため、休憩をとることが推奨されています。

タクシー運転手には労働基準法上の労働時間が8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間をとる規定が適用されます。

50代からタクシー運転手に転職する方法

タクシー運転手の仕事は、50代の転職者に非常に適した職業であることがお分かり頂けたかと思います。

すでに転職活動を始めていらっしゃる方も多いとは思いますが、タクシー業界に転職する場合は、タクシー専門の転職エージェントを使うのがおすすめです。

業界に精通したアドバイザーが、あなたに合った転職先を紹介してくれるからです。通常の求人サイトからは応募できない条件の良い会社を紹介してもらえることもあります（大手企業は非公開求人になっている場合も多いです）。

通常の転職エージェントや転職サイトにもタクシーの求人はありますが、こうしたところは年齢が高い場合にまともに取り合ってくれない場合も多いです（経験済み）。

その点、タクシー業界専門のエージェントであれば、勤務時間や福利厚生の条件など細かく指定して求人を探してもらえます。

私のおすすめはドライバーズワークです。ここはアドバイザーが親身になって話を聞いてくれるので、50代からの転職を目指す方でも条件の良い転職先が見つかる可能性が高くなります。

ドライバーズワークの登録方法は以下の通りです。

まとめ

タクシー運転手には年齢や経験を問わず転職することができ、県外の単身者であっても寮を備えた会社であれば、敷居はさらに低くなるでしょう。

また、これまでの人生経験を活かしながら、自分のペースで無理なく働くことができます。

転職を具体的に進めていく場合には、タクシー業界専門の転職エージェントを使うようにしましょう。年齢に関係なく、あなたの希望に合った求人を紹介してくれるはずです。

私のイチオシは、ドライバーズワークです。以下のリンクから一度サイトをのぞいてみてください。

非公開求人については、電話面談時に紹介してもらえます。サイト内に良い求人がないからとあきらめず、ぜひアドバイザーと話してみてください。

タクシーへ転職する方法については、以下の記事でも具体的に解説しています。こちらもあわせてお役立てください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。