
「タクシードライバーの隔日勤務って、きつそう」
「隔日勤務について詳しく知りたい」
この記事を読むと分かること
- タクシードライバーの隔日勤務のきついところが分かる。
- 隔日勤務が実際どんな感じなのかが分かる。
この記事の信頼性

この記事を書いているわたしは、タクシー歴5年の現役ドライバーです。
わたし自身は、昼夜勤というシフトでこれまで働いてきています。
隔日勤務で働いたことはありませんが、わたしが働いてきた昼夜勤とは、夜間働くことや生活リズムが不規則であることなど共通点が多いです。
この記事では、わたしの周りにいる隔日勤務で働いているドライバーも参考にしながら、わたしのこれまでのタクシー経験をふまえて、隔日勤務について詳しく解説しています。
タクシードライバーの隔日勤務はきつい?

「タクシードライバーの隔日勤務はきつい?」という質問に対して、答えは「イエス」
隔日勤務がきついところとは、どのようなところでしょうか?
- 隔日勤務は労働時間がながい。
- 隔日勤務とくゆうの生活リズムには慣れが必要。
- 隔日勤務のタクシードライバーは帰宅するときがつらい。
これから、隔日勤務のきついところについて詳しく解説していきます。
隔日勤務は労働時間がながい
隔日勤務の労働時間は、20時間程度とながいです。
隔日勤務の拘束時間は、法律で21時間以内と定められています。
タクシーでは一般的な隔日勤務ですが、他の職種ではこのような働き方がほとんどないため、「労働時間が20時間ってどういうこと?」と思いますよね。

隔日勤務で働いているタクシードライバーは、朝の6時に出勤して、そこから20時間働いて翌日の早朝2時くらいに戻ってくることが多いです。
長時間働くため、休憩時間は長めに複数回とっている人が多いです。
タクシードライバーは自分の裁量でいつでも休憩をとることができます。
隔日勤務は労働時間がながいため、事故をおこさないためにも無理せず休憩をしかっりとることが必要ですね。
隔日勤務とくゆうの生活リズムには、慣れが必要
隔日勤務とくゆうの生活リズムに慣れるまでが大変だと、わたしの周りのドライバーから聞いたことがあります。
隔日勤務で働いているドライバーはどんな感じで生活送っているのでしょうか?
隔日勤務の一日の流れの例
6時 | 会社に出社。 |
6時半 | 日常点検や点呼を終えたのち、タクシーで出庫する。 |
6時半~12時 | 午前中の営業を行う。メインの客層は通勤客や病院への通院客など。 |
12時~13時 | 休憩で昼食をとる。 |
13時~17時 | 午後の営業を行う。メインの客層は都心部のビジネスマンなど |
17時~18時 | 休憩で夕食をとる。 |
18時~20時30分 | 営業を行う。コロナ前は郊外から夜の街へ繰り出すお客さまが多かった。 |
20時30分~21時 | スタンドで給油 |
21時~22時 | 休憩。これからの夜間勤務にそなえて仮眠をとる。 |
22時~翌1時 | 割増料金になって、終電を逃した乗客がみこめるため、営業チャンス大。 |
1時~2時 | 会社に戻って、洗車と納金をすませてから帰宅。 |
隔日勤務は働いて帰ってきたその日は、まる一日休みになります。
早朝の3時くらいに家に帰ったら、お風呂に入って2~3時間仮眠をとる。
あとは普通に休日を過ごしているタクシードライバーもいます。
つぎに出勤する翌日の朝までは自分の時間を自由に使うことができるのですね。

隔日勤務のタクシードライバーは帰宅するときがつらい
隔日勤務が終わって自宅に帰れるのは早朝ですが、この時間帯がいちばん眠気がくるというタクシードライバーが多いです。
仕事が終わったあんど感や長時間勤務の疲れから、眠気がどっと押し寄せてきます。
タクシー会社によっては仮眠室がよういされていて、車通勤のタクシードライバーは仮眠をとってから帰宅する人もいらっしゃいますね。
わたしも夜勤で働いているときに、勤務中は緊張状態で眠くなくても、会社に戻ってから急に眠くなった経験があります。
そんなときは無理しないで仮眠をとるのがベストですね。

隔日勤務のシフトはどうなってる?

隔日勤務の一ヶ月のシフトの例
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
1 出 | 2 明 | 3 出 | 4 明 | 5 出 | 6 明 | 7 公 |
8 出 | 9 明 | 10 公 | 11 出 | 12 明 | 13 出 | 14 明 |
15 公 | 16 出 | 17 明 | 18 出 | 19 明 | 20 公 | 21 出 |
22 明 | 23 出 | 24 明 | 25 公 | 26 出 | 27 明 | 28 出 |
29 明 | 30 公 |
隔日勤務は、2日ぶんを一勤務で働きます。
出勤日の翌日は、明け番といい休みです。
公休日も休みです。明け番と公休日がくっついているところは連休になりますね。
隔日勤務は休日が多いことが最大の魅力
前項のシフト表では、出勤日が12日、休みは、明け番と公休日をあわせて18日間ということになります。月の半分以上が休みなのです!
隔日勤務の一ヶ月の拘束時間は、262時間以内と法律で定められています。
たとえば、一日の拘束時間を20時間とすると
262h(法定拘束時間)÷20h(拘束時間)=13.1日(出勤日)
ということになり、出勤日数が少ないことが納得できますよね。
隔日勤務で働いているタクシードライバーの出勤日数は、12~14日くらいが一般的かと。
隔日勤務は月の半分以上が休みです。
あなただったら、休みの日になにをしますか?
さいきんでは副業のニーズが上がってきていますが、副業を認めているタクシー会社だったら、思うぞんぶん将来投資ができますね。

隔日勤務のタクシードライバーはどうやって睡眠をとっている?

隔日勤務のタクシードライバーは、早朝から出勤するため普通に夜眠ることができます。
勤務を終え戻ってくるのが4時くらいの早朝なので、夜までに2~3時間仮眠をとるタクシードライバーが多いようですね。
夜勤専門の勤務だと、昼間に睡眠をとって夜間働く生活になりますが、隔日勤務のばあいはふつうの人と同じように夜間に睡眠をとれるので、このあたりは生活しやすいのではないかと思います。
タクシーは、隔日勤務の他にも勤務形態がいろいろある

タクシードライバーの勤務形態には、隔日勤務のほかにもいくつかあります。
それぞれの勤務形態を比較しやすいようにまとめてみました。
- 昼勤→早朝から夕方までの勤務
- 夜勤→夕方から早朝までの勤務
- 昼夜勤→昼勤と夜勤が週ごとに入れ替わる勤務
- 隔日勤務→一回の勤務が20時間くらいで、勤務した次の日は休み
隔日勤務は、勤務時間が20時間ていどと最もながいですが、その他の勤務形態は、12時間ていどです。

隔日勤務の売上はどれくらい?

タクシードライバーは歩合制が基本となっています。
なのでタクシードライバーの給料は、売上が多ければ多いほど増えていきます。
タクシードライバーの売上や給料は地域にことなるため一括りにはできませんが、東京都であれば隔日勤務で5~8万円くらいかと。
隔日勤務は、タクシードライバーの勤務形態のなかでは稼ぎやすいですね。
勤務形態を稼ぎやすい順に並べるとつぎのようになります。
夜勤>隔日勤務>昼夜勤>昼勤
この順番は営業するエリアや営業方法、タクシー会社などによって異なってきますが、傾向としてはこんな感じです。

まとめ(隔日勤務が向いているのはどんな人?)

タクシーの隔日勤務は、勤務時間が20時間くらいとながいですが、月の半分以上が休みです。
長時間勤務と生活リズムが特有で慣れるまでは体への負担がかかりやすい勤務形態です。
体への負担がかかりやすいことをのぞけば、タクシードライバーの勤務形態の中でも稼ぎやすく休日が多いため、もっとも効率的な働きかただということができるでしょう。
それでは最後に、タクシードライバーの隔日勤務が向いている人をお伝えしますね!
- 体力に自信がある人。
- たくさん稼ぎたい人。
- 将来へ投資するための時間が欲しい人。
- 趣味につかえる時間がたくさん欲しい人。
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