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タクシー業界は終わり!?現役ドライバーが現状と将来性について考察

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タクシー業界に興味がある人

タクシーはオワコンだといわれているけど、それって本当?
これからタクシードライバーに転職するのはアリ?
タクシー業界の現状と将来性について知りたい。

このようなお悩みを解決していく記事です。

この記事を書いている私は、タクシー歴6年以上の現役ドライバーです。名古屋でタクシードライバーをやっています。

タクシー業界に身を置く私が、「タクシー業界が終わり」といわれる理由やタクシードライバーという職業の将来性について考察します。

結論からいうと、すぐにタクシー業界が終わるわけではないと私は考えています。

特に日本は超高齢化社会により、お年寄りの足としての利用や介護タクシーなど、タクシーの利用はむしろ増えていくカテゴリもあるのではないでしょうか。

これからタクシー業界に転職しようとしている方も、参入するジャンルや入る会社によっては全然アリな選択肢だと思います。

とはいえ、今後のことを考えると不安になる方も多いことでしょう。

そこでこの記事では、以下の内容でタクシー業界の今後について占ってみます。

  • タクシー業界は終わりなのかどうか
  • これからタクシードライバーに転職するのはアリかどうか
  • タクシー業界の現状とこれからの展望

ブログの筆者について

トモ

  • このブログの管理人(現役ドライバー)
  • タクシー運転手歴6年
  • 無事故4年以上
  • 運行管理資格保持(内勤1年経験)

Twitterアカウント(@shota_thanks)

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タクシー業界は終わり!?

冒頭でお伝えしたとおり、タクシー業界が終わるわけではないと、わたしは考えています。

ただし、新型コロナの影響で利用客が減ったことや、コロナ以前からタクシー業界が抱えている問題もあり、厳しい状況が続いています。

現在タクシー業界が抱えている問題は、次の4つです。

  • 新型コロナなど社会情勢に大きく左右される業界
  • ドライバーの高齢化と人材不足
  • 将来、自動運転技術でタクシードライバーが必要なくなる
  • 将来、ライドシェアの普及によりタクシーの利用が減る可能性がある

ここからは、この4つの問題について詳しく解説していきます。

新型コロナなど社会情勢に大きく左右される業界

2020年に始まった新型コロナが流行により、タクシー業界は大きな打撃を受けました。

タクシー運転手もそのあおりを受けて、収入を大きく減らしたり職を失ったりした方も多いです。

特に影響が大きかったのが夜勤です。夜の飲食店への時短営業や酒類提供を控える要請が始まってから、タクシーの夜間利用者が激減してしまいました。

コロナ禍で私の給料は、35万円から23万円にまで12万円も減ってしまった月があります。

新型コロナの扱いがインフルエンザと同じ5類に変わってからは、売上は元の水準に戻りつつありますが、コロナ禍の最中は本当に大変でした。

私がタクシードライバーをやっている愛知県では、新型コロナの影響で業績が悪化し、廃業になったタクシー会社が4社あります。

このように、タクシー業界はコロナ禍のような社会情勢の影響を受けやすく、不安定な業界という点が1つのデメリットです。

ドライバーの高齢化と人材不足

タクシー業界は、ドライバーの高齢化と人材不足が慢性化しています。

全国ハイヤー・タクシー連合会の調べによると、タクシードライバーの平均年齢は60歳と高いです。

平均年齢が高いことは、定年を迎えて引退するドライバーが多くなり、人材不足に繋がっています。

タクシー会社は、業界を若返らせようと積極的に若い人材を採用してはいますが、ドライバーの高齢化と人材不足はいまだに解消されていません。

さらに2024年からは労働時間の上限規制が適用されるため、タクシードライバー1人あたりの稼働時間が必然的に少なくなります(2024年問題と言われているものです)。人手不足に拍車がかかり、業界そのものが弱体化するのではないかという懸念があるわけですね。

自動運転技術でタクシードライバーが必要なくなる

AI技術の発達により、自動運転技術の進歩も目覚ましいものがあります。

自動運転技術が発達すると、タクシードライバーの役割をも代替すると言われています。

野村総合研究所とイギリスのオックスフォード大学の共同研究によれば、「10年後にAIに代替可能な職業」としてタクシー運転手も挙げられていました。

自動運転技術によってタクシードライバーが職を失う日が将来くるのかもしれません。

ただし、個人的にはタクシードライバーの仕事が自動運転技術に奪われるまでには、まだまだ数十年単位の時間がかかるのではないかと考えています。

日本は諸外国に比べて自動運転に関する法整備が遅れていることもありますが、次のような特性のある職業だからです。

  • 求められる接客技術が高い
  • 泥酔したお客さまへの対応
  • 他の交通への配慮
  • 求められる運転技術が高い

接客

タクシーには、ドライバーと会話したくて乗ってこられるお客さまがいます。

いくらChatGPTのように言語処理能力が発達したAIでも、まだまだ人間同士の会話にかなうものではありません。

タクシーに接客を求めるお客様には、まだまだ人間のドライバーにアドバンテージがあるはずです。

泥酔したお客さまへの対応

泥酔したお客様には、タクシードライバーが対応に困ることが多いです。

タクシーが自動運転技術になったとしても、泥酔者にありがちな次の行動に対応することは難しいでしょう。

  • 行き先を言えない
  • 嘔吐する
  • 寝てしまって起きない
  • 暴行する

夜間勤務でタクシードライバーをやっている方なら、この中の1つ2つは誰でも経験があるはずです。

自動運転技術がこのようなお客さまに対応することは難しいでしょう。

他の交通への配慮

道路は歩行者や自転車も利用するため、タクシーは他の交通に配慮しなければなりません。

自動運転技術が他の交通に配慮することが難しい理由は2つあります。

  • 人は予想できない動きをする
  • 道を譲るという感覚は機械にはない

子供の飛び出しや、人間が運転する車の急な車線変更など、予測が難しい出来事もたくさんあります。

道路を走る車が完全に自動運技術の車だけになればこの課題はなくなりますが、そうなるのはまだまだ先の話ではないでしょうか。

タクシーは求められる運転技術が高い

タクシードライバーは二種免許が必要な職業でもあり、一般のドライバーよりも求められる運転技術が高くなります。

タクシーが自動運転技術になったとしても、高い運転技術が求められるはずです。

例えば、タクシーはお客様の自宅に予約で呼ばれるときがありますが、車を停めやすい場所に自宅があるとは限りません。

時には車幅ギリギリの狭い道を通ることも…。

実際にタクシードライバーをやっていると、たまに過酷な道路条件でヒヤヒヤすることがありますが、これを自動運転にできるのかと思うと疑問です。

道が平坦な都市部では自動運転が普及するかもしれませんが、地方では特に自動運転の浸透にはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。

ライドシェアの規制が緩和されればタクシーの利用が減る

ライドシェアとは、プロではない一般ドライバーが自家用車を使い、報酬を受け取って客の送迎を行うことをいいます。

個人が有償で客の送迎を行うことは、現在の日本では「白タク」行為として原則禁止されています。

白タクとは

白タクというのは、自家用の白ナンバーをつけたままタクシー行為をすることを言います。

日本で禁止されているライドシェアですが、実は海外ではUberが主力事業として大々的に展開しています。日本でUberというと「Uber Eats」を思い浮かべる方も多いと思いますが、実はライドシェア事業の会社なんですね。日本はライドシェアについての法規制が厳しく、参入を断念しています。

そんなライドシェアですが、近年のタクシードライバー不足のあおりを受けて、規制緩和に向けた動きも見られます。海外のように法的に問題ないということになれば、タクシーの競合として無視できないものになるでしょう。

そのような未来が訪れることを想定して、タクシードライバーは「プロ」として一般ドライバーと差別化するために、より一層スキルを磨いておかなければいけませんね。

コロナ渦でタクシー業界が変わったこと

わたしがタクシードライバーをやっていて、コロナ禍のタクシー業界で変わったと感じることが3つあります。

  • タクシーの良さが見直された
  • タクシーアプリとの連携が加速

これからこの3つについて解説していきます。

タクシーの新たな価値が生まれた

新型コロナが流行して、タクシーの新しい価値が生まれました。

タクシーの新しい価値とは、乗客とドライバーだけの空間で移動できるため、ウイルス感染予防という面で安心して乗れることです。

実際にわたしがお乗せしたお客様も「電車は混んでいて心配だから、タクシーを使うようになった」と何度か言われていたことがあります。

確かにタクシーは、一人で乗れますし多くても普通のタクシーなら4人まで。エアコンは外気導入で、窓を開けて換気しているタクシーがほとんどです。感染予防対策としては優れた乗り物ですね。

従来は、ドアtoドアの便利さや、早く目的地に着けることがタクシーの価値でしたが、新型コロナにより「安心な移動手段」という新たな価値が生まれました。

タクシーアプリとの提携が加速

タクシー会社と大手アプリとの提携がここ1,2年で加速しています。

GO(JapanTaxi)やDiDi、Uberといった配車アプリとタクシー会社との提携はコロナ前から始まっていました。

新型コロナの影響で利用客が減り、配車アプリからの集客で売上を補填したいという狙いのもと、タクシー会社が配車アプリと提携していると考えられます。

タクシー業界の今後の展望は?

名古屋でタクシードライバーをやっているわたしが感じる、タクシー業界の今後の展望について解説していきます。

アフターコロナの人手不足

この記事をリリースした2021年10月はコロナ禍の最中で、今後どうなっていくのかわからない状況でした。

コロナによる外出規制などが緩和され、タクシーの売上は社内全体では良くはなってきています。

ただ、コロナ禍で廃業したり他の業界にドライバーが出て行ってしまったことにより、人手不足はさらに深刻になっています。2024年には労働時間の上限規制が適用されるため、ドライバー1人あたりの稼働時間が減り、さらに人手は足りなくなることでしょう。

他の業界からの転職については、「売り手市場」といえるかもしれませんが…。

このような状況下で、タクシードライバーに転職するのはアリかどうかを、次の章で解説します。

これからタクシードライバーに転職するのはアリ?

結論からいうと、人によってはタクシードライバーへの転職はアリだと考えます。

タクシードライバーに転職するのがアリな人は、次のタイプの人です。

  • 収入が上がる可能性がある人
  • 職場の人間関係から解放されたい人
  • 仕事のプレッシャーに押し潰されそうになっている人

この3つのタイプの人がタクシードライバーへの転職がアリな理由を、これから解説します。

収入が上がる可能性がある人

タクシードライバーに転職することで、今よりも収入が上がる可能性がある人は、タクシードライバーへの転職はアリです。

転職を考えているタクシー会社の給料が、いまの給料よりも高いなら、タクシードライバーに転職して給料が増える可能性は充分にあります。

タクシードライバーの給料は歩合制が基本なので同じタクシー会社でも個人差がありますが、真面目にやっていれば平均給料は狙えるはずです。

タクシードライバーが人手不足で引っ張りだこの現在は、給与の条件交渉もしやすく、収入は上げやすいと言えます。また、お客様の取り合いにもならず、歩合も稼ぎやすいでしょう。

どれくらい稼げるかは地域や会社などによって様々なので、まずはタクシー業界専門の転職エージェントに問い合わせてみるのが良いでしょう。

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職場の人間関係から解放されたい人

いまの職場で人間関係で悩んでる人、職場の不毛な人間関係から解放されたい人は、タクシードライバーへの転職はアリです。

理由は、タクシードライバーは職場の人間関係が非常に楽だからです。

タクシードライバーは勤務時間のほとんどは、一人でタクシーで走り回っています。営業に出る前後の1〜2時間は会社で職場の人と過ごしますが、オフィスワークとは違って人間関係は楽です。実際に私が働いているタクシー会社では、人とすれ違ったら挨拶さえきちんとしていれば問題ありません。

私は現在、班長をやっているため、同僚とコミュニケーションをとるようになりましたが、以前はほとんど気が合う人としか話しませんでした。

タクシードライバーは、基本的には個人プレーの仕事なので、自分の仕事さえキッチリやっていれば、人間関係はかなり楽です。

他職場の不毛な人間関係で悩み、擦り減らすくらいなら、タクシードライバーに転職したほうがいいと、私的には思ってます。

仕事のプレッシャーに押し潰されそうになってる人

仕事のプレッシャーに押し潰されそうになっている人は、タクシードライバーへの転職はアリです。

自分の成長に繋がるプレッシャーなら、今の職場に留まるのもアリだと思いますが、ただのストレスになっているだけだと感じる場合はメンタルを壊す恐れがあります。

タクシードライバーは、自分のペースで働けるうえ、他の職業と比べて仕事上のプレッシャーが少ないです。物理的にも精神的にも「仕事を家に持ち帰る」ということがないからですね。プライベートは完全に仕事とは切り離されています。

給料が歩合制なので、売上げをあげないと給料が下がってしまうプレッシャーはありますが、「どうして売上が少ないのか?」と上司から圧をかけられることはほとんどないと思いますよ。

タクシー会社にもよりますが、そのような売上に対するプレッシャーをかけてくる上司がいるタクシー会社なら、他へ移ったほうがいいと私は考えています。

安全運転やおもてなしに関しては、タクシードライバーへの指導に力を入れているタクシー会社が最近は増えていますが、やるべきことさえやっていれば、必要以上にプレッシャーを与えられることはほとんどないでしょう。

いま仕事でプレッシャーに押し潰されそうになっている人は、タクシードライバーへの転職はアリですね。

未経験からタクシードライバーへの転職をお考えの方には、こちらの記事が参考になります。

現役ドライバーのわたしが、失敗しないための転職方法を解説

これからタクシー業界へ転職する人が押さえておくべきポイント

コロナ以降、タクシー業界は変わってきているため、何も考えずに転職すると失敗する可能性があります。

これからの時代にタクシー業界へ転職する人が押さえおくべきポイントは3つあります。

  • 転職後の収入がどうなるか考えておく
  • 強みがあるタクシー会社を選ぶ
  • 未経験者は大手タクシー会社を選ぶべき

転職で失敗しないために必要な3つのポイントについて、これから解説していきます。

転職後の収入がどうなるか考えておく

これからタクシー業界へ転職を考えている方は、タクシードライバーになった後の収入がどうなるか考えておきましょう。仕事として取り組む以上、収入は大事ですからね。

転職後の収入の目安は地域や会社によって大きく変わるので、まずはタクシー会社の求人やホームページを確認してみましょう。

タクシードライバーの給料は、歩合制が基本なので、ドライバーによって変わりますが、タクシー会社が平均年収を公開しているなら参考にしても良いです。必ずしも平均年収と同じ額を稼げるとは限りませんが、おおよその目安になるはずです。

私の感覚ですが、真面目に営業していれば平均年収よりも稼ぐことは難しくありません。

応募を考えているタクシー会社があるなら、平均年収や給料を調べ、いまの給料と比較してどうか考えておきましょう。

また、タクシー業界専門の転職エージェントに話を聞くと、いろいろな候補の会社を例に給与について教えてもらえます。私のおすすめはドライバーズワークです。業界に精通したアドバイザーが親身に話を聞いてくれるので、以下のリンクから問い合わせてみてください。

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強みがあるタクシー会社を選ぶ

タクシードライバーに転職する際、強みがあるタクシー会社を選ぶと給料が安定し易いです。

タクシー会社によって、介護送迎に強みを持っている会社や、マスコミ関係とのパイプがあることに強みを持っている会社などさまざまです。

コロナ以降タクシー利用者が減っているため、一般のタクシー利用者以外にも、マスコミや病院、地方自治体などとパイプがあるタクシー会社のほうが、ドライバーとしては活躍の場が増えて給料が安定しやすいでしょう。

実際に私は、コロナで給料が35万円から23万円に下がった月がありましたが、タクシー業務以外の送迎業務に携わり、給料が回復した月があります。

必ずしも、希望する業務に携われる訳ではありませんが、長い目でみると様ざまな分野を開拓しているタクシー会社で働くほうが、給料が安定しやすいです。

タクシー業界の大手4社について比較した記事も書いていますので、以下も参考にしてみてください。

未経験者は大手タクシー会社を選ぶべき

未経験者からタクシードライバーへ転職するなら、大手タクシー会社を選んだほうが安心です。

理由は2つあります。

  • 新人教育に力を入れている
  • 稼げる基盤がある

新人教育に力を入れている

大手タクシー会社は新人教育に力を入れていることが多いです。

未経験からタクシードライバーになるとき、地理や安全、メーター操作など覚えることが沢山あります。

タクシードライバーで事故や苦情が多いのは、入社して1年以内の新人。事故や苦情がトラウマになりそのまま辞めていく方もいます。

そうならない為には、新人教育に力を入れている大手タクシー会社でタクシードライバーとしての基礎を身につけることが大切です。

未経験者は大手タクシー会社で経験を積み、その後中小タクシー会社へ転職するという流れも実はタクシー業界では一般的なんです。もちろん、大手タクシー会社が気に入った人は、そのままずっと働き続けてもOKです。

入社したあとタクシードライバーとしての基礎を身につけ仕事を軌道に乗せるためには、新人教育に力を入れている大手タクシー会社が安心です。

稼げる基盤がある

大手タクシー会社のほうが、稼ぐための基盤が整っています。

大手タクシー会社は、人材や資金という面で中小タクシー会社に比べ優位性があるため、顧客の開拓や設備投資ができるからです。

具体的に稼ぐ基盤がどういうものかというと、次のとおり。

  • タクシー専用乗り場
  • 法人タクシーチケット契約
  • 自社の配車アプリ
  • 知名度

大手タクシー会社ほど、上記のようにドライバーが稼げる基盤が整っている傾向があります。

このような稼ぐための基盤が整ったタクシー会社では、営業ノウハウがない新人ドライバーでもコンスタントに乗車があり、研修で教わった基本的なことを行ってさえいればある程度稼ぐことができるようになっています。

具体的な大手タクシー会社については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

「タクシー業界は終わり?」という質問に対して、直ぐに終わるわけではないというのが本記事の回答です。

現在タクシー業界は下記3つの課題に直面しており、これらの課題を乗り越えられなければやがて終わりがくる可能性はあります。

  • 新型コロナの影響により利用客が減る
  • ドライバーの高齢化と人材不足
  • 将来、自動運転技術でタクシードライバーが必要なくなる
  • 将来、ライドシェアの普及によりタクシー利用が減るかもしれない

とはいえ、いま直ぐタクシー業界が終わるわけではないので、何十年も同じ職業を続けたい人以外はこれからタクシードライバーに転職することはアリだと考えています。

最近は、転職への考え方は変わってきており、2〜3年が転職するタイミングとしても一般化してきています。5年以上同じ仕事を続けていれば「長いね」といわれるくらいです。

このような考え方からすると、タクシードライバーは転職の選択肢としてアリですね。

コロナ禍で思い知ったように、タクシー業界は景気に左右されやすい業界です。安定的に稼ぎ続ける難易度は高い業種ともいえるかもしれません。

しかし、働く地域や会社選びなど、戦略的に考えて転職すれば、今後もタクシー業界で働き続けることはできると個人的には思っています。

何より、タクシードライバーという仕事には非常に大きな魅力があります。

  • タクシードライバーに転職して、収入が上がる可能性がある人
  • 職場の人間関係から解放されたい人
  • 仕事のプレッシャーに押し潰されそうになっている人

タクシードライバーを6年以上続けている私からすると、タクシードライバーは自由に動けて、職場の不毛な人間関係で悩まされることもなく、とても魅力的な職業です。

新型コロナを経験した今でも、タクシードライバーになって良かったと心から思っています。

この記事を読んでいただいて、タクシードライバーになってみたいと思われた方には、以下の記事も参考にしてみてください。

また、すでに具体的に転職を考えていて「詳しい人に相談したい」という方は、タクシー専門エージェントのドライバーズワークに問い合わせてみましょう。給料や休日など、会社に直接聞きづらいようなことも親切に教えてくれますよ。

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トモ
【経歴】大手アパレルからタクシードライバーへ転職。ドライバー歴6年。転職経験5回。運行管理者資格あり【発信内容】タクシー業界が気になるかたにむけて、タクシードライバーの仕事内容、待遇、体験談など、分かりやすくお伝えしていきます。
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