タクシー転職体験談

タクシードライバーへ転職して後悔していることを、ドライバー歴6年の僕が教える


タクシー業界に興味がある人

タクシードライバーに興味はあるけど、なって後悔しないか心配。

タクシーの事故やトラブルのニュースを見ると大変そうだけど、実際どうなのかなぁ…
タクシードライバーやってる人のリアルな体験談が知りたいです。



本記事では、上記のような悩みを解決していきます。


✔ この記事を読むと分かること

  • 現役ドライバーがタクシー業界へ転職して後悔していることが分かる
  • あとで後悔しないために、転職前に確認しておくべきポイントが分かる



✔ この記事の信頼性

Twitterアカウント(@shota_thanks)

この記事を書いているわたしは、タクシー歴6年の現役ドライバーです。

この記事では、わたしがタクシードライバーになって後悔していることを紹介しています。



タクシードライバーへ転職してみたいとは思っても、あとから後悔しないか不安なかたが多いと思います。

わたしも、タクシードライバーになる前、なって後悔しないか悩んだことがあります。

転職してから後悔しないためには、実際にタクシードライバーをやっている人がどんなことで後悔しているかを知ることが必要です。



結論から言うと、わたしがタクシー業界へ転職して後悔している6つのことは、つぎのとおりです。

  1. 仕事の幅が限られている(毎日が同じ繰り返し)
  2. ドライバーから管理職になっても、給料が上がらない
  3. タクシードライバーは欠勤すると収入が減る
  4. コロナの影響で収入が4割減った
  5. タクシードライバーの仕事が、今後自動運転技術によって奪われる可能性がある
  6. 違反や事故をすると仕事が続けられなくなることがある


しょうた

後悔していることはありますが、タクシードライバーになって良かったこともたくさんあります。


わたしがタクシードライバーに転職して良かったことは、つぎのとおりです。

  • タクシーの仕事じたいは楽しい
  • お客さまに「ありがとう」と言ってもらえてうれしい
  • 仕事のストレス(売上げのストレス以外)が少ない
  • 休みに仕事のことを考えなくていい
  • 人間関係を気にしなくていい
  • コロナで収入が減ったけど、生活はできている



わたしは、タクシードライバーになって良かったと思っています。

後悔しているポイントは前述したとおりありますが、タクシードライバーに転職したことじたいを後悔したことはありません。



もしもあなたが、タクシードライバーへ転職したらこんな未来が手に入るかもしれません。

  • 仕事にやりがいを感じる、充実した毎日
  • 長く続けたい仕事に巡りあえた
  • 週末うつから解放された


しょうた

わたしはタクシードライバーへ転職して、このような日々を手に入れました。



タクシードライバーをやってみたいけど、失敗したくない方へ。

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つまり、長い目でみれば、今タクシー運転手になったほうが、理想の生活を送れる可能性が高い。



保証給期間があるタクシー会社を選べば、その期間はコロナに関係なく給料は支給されます。

詳しくは、ドライバーズワークにご相談ください。

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では、ここから本文です。

タクシーに転職して後悔していること6つ



わたしがタクシードライバーになって後悔していることは次の通りです。

  1. 仕事の幅が限られている(毎日が同じ繰り返し)
  2. ドライバーから管理職になっても、給料が上がらない
  3. タクシードライバーは欠勤すると収入が減る
  4. コロナの影響で収入が4割減った
  5. タクシードライバーの仕事が、今後自動運転技術によって奪われる可能性がある
  6. 違反や事故をすると仕事が続けられなくなることがある


これらの後悔ポイントについて、これから順番に詳しく解説していきます。

現役ドライバーがこの業界へ転職してどんなことを後悔しているかを知ったうえで、タクシードライバーへの転職を決めていただけたらと思います。

後悔しているポイントと、そうならないための対策も解説しているので参考にしてみてくださいね。

【後悔1】タクシードライバーの仕事は、仕事の幅が限られていて、毎日同じことの繰り返し



タクシードライバーは仕事の幅が限られています。

タクシードライバーの仕事とは、お客さまを目的地までお送りして料金をいただく仕事ですが、基本的にはこの繰り返しだからです。

例えば、介護タクシー、観光タクシーなどいろんな業務がありますが、お客さまを目的地までお送りするという意味では同じ仕事です。

新人のころは、毎日が新鮮でドキドキ、ワクワクの日々でしたが、2~3年くらいたったころから、タクシードライバーの仕事が良くも悪くも同じことの繰り返しだなぁと感じるようになりました。



タクシードライバーの給料は歩合制が基本なので、流し方を工夫することで収入を上げていく喜びはもちろんあります。

ですが、タクシードライバーを長い期間やってると、収入が大きくあがることも、大きく下がることもない。よく言えば安定ですが、悪くいえばマンネリ化はしてきていますね。

後悔しないための対策



対策は、結論からいうといい意味で諦めることです。

どんな仕事でも良いこと、イマイチなことがあります。


確かに、タクシードライバーの仕事は、”お客さまを目的地までお送りする”だけの仕事。

しかし、逆に考えれば”お客さまを目的地までお送りする”ことさえ責任をもってやっていれば、誰からも文句を言われないのです。



例えば、わたしはタクシードライバーに転職するまえはアパレル販売員をやっていましたが、毎日のように上司から「売上げをもっと上げろ」や「早く成長しろ」、「チームをまとめろ」など言われ続けて、鬱になりかけたことも実際にあります。

その頃と比べると、タクシードライバーの仕事は楽な仕事だと感じています。

元営業の仕事をやっていた同僚も「タクシーは走ってればお客さんのほうから勝手に乗ってくる」「自分でセールスしなくてもいいから、こんな楽な仕事はない」と言っていました。



視点を変えるだけで、タクシードライバーの仕事はとてもよい仕事だと思えるようになるでしょう。

タクシードライバーの仕事はマンネリ化はしやすいと思いますが、アパレルの販売や営業の仕事と比べるとそれは贅沢な悩みです。

しょうた

「同じことの繰り返し」という考えを、「他のことを考えなくていいから楽だ」に変換するだけで、グッと気持ちが楽になりますよ。


【後悔2】ドライバーから管理職になっても、給料が上がらない



「ドライバーから管理職になっても給料が上がらない問題」

これは、タクシー業界ではよく言われていることです。もちろん、タクシー会社によってやその人がドライバーのときにどれだけ稼いでいたかによって変わってはきますが。

わたしは、ドライバーから管理職になっても給料が上がらないことを知らずに、管理職候補としてこのタクシー業界に入ってきた経緯があります。このことを知らずにタクシー業界に入ってきてしまったことを、今でも後悔しています。



なぜタクシー業界では、管理職の給料がドライバーに比べて安くなりやすいのかというと、「ドライバーは利益を生み出すが、管理職は生み出さない」という考えかたが根底にあるようです。



もちろん、タクシー会社によっては、"優秀な管理職は、ドライバーのモチベーションを上げて利益を生み出す"という考えのもと、管理職にもきちんと投資している会社があるかもしれませんが。

わたしはこの業界で6年間働いてきて、管理職候補として内勤の仕事をやっていた経験がありますが、色んな人の話を聞く中で、やはりタクシー業界では管理職に対してお金を投資する考えは少ないと感じました。

実際にわたしが、管理職候補として内勤の仕事をやっていたときに、管理職になると給料は大きく下がることを知り、管理職は辞退。いまはドライバーとして働いています。

後悔しないための対策



後悔しないための対策としては、もしも管理職のお誘いをうけたら具体的に給料がいくらになるかを聞くこと。そして、管理職がどのような仕事なのかを理解しておくことにつきます。


理由は、管理職の仕事は傍からみるほど楽ではないからです。

実際にわたしは、管理職のサポートとして内勤をやる前は、ずっと会社のイスに座っていて楽な仕事だと思っていました。

ですが、実際に内勤をやってみると、お客さま対応にドライバーのサポートなど非常にやることが多い。そのうえ、事故や苦情対応は心身をすり減らす仕事です。

しょうた

そこまでたくさん稼ぐ必要がない人や、大変でも管理職を目指したいという人なら止めはしません。




管理職になると、『運行管理業務』をやることになりますが、その仕事がどういったものか、こちらの記事で詳しく解説しています。

»タクシーの運行管理者の実務について徹底解説!合格者が教える勉強法とは?

【後悔3】タクシードライバーは欠勤すると収入が減る



タクシードライバーは、一般的な会社員のように固定給ではないため、欠勤すると収入が減ってしまいます。

タクシーの給料について簡単にご説明します。

タクシードライバーの給料は、売上げに応じて給料が決まる歩合制です。



例えば、一日の売上げが30,000円で、歩合率が50%だったばあい、その日の給料はつぎのとおりです。

30,000円(売上)×50%(歩合率)=15,000円(給料)


この日々の給料が足されたものが、月ごとの給料として支給されるわけですが、欠勤した月はその一日分の給料が減ることになります。



タクシー会社によっては、歩合給に固定給が足される給料制を採用しているところもありますが、売上によって給料が変わるという点ではいっしょです。



給料を下げないためには、欠勤しないように体調管理が必要ですね。

しょうた

わたしは、一昨年(2019)の年末にインフルエンザにかかってしまい、ほんらいは一年で最も稼ぐことができる12月の給料が大きく下がってしまった辛い経験があります



たまに新人の方を指導していると、歩合制のことを知らずに入社している方がいます。入社してから後悔しないように、歩合制への理解が必要です。



タクシードライバーの歩合制制度について詳しく知りたいかたは、こちらの記事が参考になります。

>>【3分で分かる】タクシードライバーの歩合制。現役ドライバーが解説

後悔しないための対策



給料についてあとから後悔しないためには、タクシードライバーの給料体系や平均年収を知っておくことが必要です。

タクシードライバーの平均年収は、都道府県やタクシー会社によっても変わってくるからです。

例えば、全国でタクシードライバーの平均年収が最も高いのは東京都。

特にタクシー未経験者は、東京都のなかでも大手タクシー会社のほうが新人研修が充実していて稼ぎやすいです。



タクシードライバーへ転職を考えている方は、転職する前に自分が働こうとしている地域の平均年収や、タクシー会社の平均年収を調べておきましょう。

しょうた

東京都でタクシードライバーをやろうとお考えのかたには、未経験でも稼ぎやすい大手タクシー会社をおすすめします。




こちらの記事では、大手タクシー4社を比較しています。

平均年収の比較や、「新人が稼ぎやすい」などの条件別ランキングも載せているのでチェックしてみてください。

»【タイプ別】タクシー大手4社を徹底比較!現役タクシードライバーが解説


【後悔4】新型コロナの影響で収入が4割減った



新型コロナに伴う外出自粛の影響で、全国のタクシードライバーの給料は大きく下がっています。

実際にわたしも、緊急事態による外出自粛があった去年2020年の4月から6月の期間、収入がコロナ以前に比べて約4割減りました。



わたしが働いているタクシー会社では、ドライバーの生活を守るために、緊急事態宣言が出された月は補償休業が入ったことが。

月に2~4日でも補償休業があることで、タクシーの稼働数が下がりタクシーの競争率が下がるため、給料がわずかに回復した月もあります。

この記事を書いている2022年10月は、コロナもかなり落ち着き、お客さま売上ともに戻りつつあります。


後悔しないための対策


結論からいうと、コロナ中タクシードライバーの売上げは厳しいと思います。

これからタクシードライバーへ転職される方は、まずそのことを理解しておくことが必要です。



その前提のうえで、特に未経験者のかたにとって必要な対策を2つお伝えします。

✔ コロナ中に転職する未経験者が気をつけておくとよいこと

  • 保証給があるタクシー会社を選ぶ
  • 給料のセーフティーネットがあるか確認する



保証給があるタクシー会社を選ぶようにしましょう。

タクシー会社のなかには、未経験者に対し月給を保証していることがあります。

保証期間は入社後3ヶ月くらい、金額は30万円前後が相場のようです。

保証期間中に、売上げをあげるための流し方を習得できれば、保証期間後も安心ですね。



タクシー会社を決めるさいには、給料のセーフティーネットがあるか確認しましょう。

給料のセーフティーネットとは、売上げが悪くてもある程度の給料がもらえる仕組みをいいます。

わたしが知っている限りで、2パターンあります。

  • 固定給がある
  • 最低賃金で自給換算する制度がある


固定給があるタクシー会社では、売上げが悪く歩合給が下がったとしても、固定給によって一定額をカバーできます。



固定給があるタクシー会社の給与体系は次のとおりです。

給料=固定給+歩合給


固定給の額については、タクシー会社によってさまざまですが、16~19万円くらいが相場かと。



最低賃金で自給換算する制度があると、売上げが悪い日は最低賃金の給料がもらえます。

わたしが働いているタクシー会社の例で説明すると、売上ノルマを達しない日はそのまま歩合給で給料換算すると最低賃金を割ってしまうことになります。

そうならないように、走っていた時間(ハンドル時間)に対して最低賃金が支払われるようになっています。

わたしが働いているタクシー会社は、固定給がない完全歩合制なので、固定給を補填する意味あいで導入されているようですね。



しょうた

名古屋も緊急事態宣言が出されているあいだ、街に出ている人が非常に少なかったです。


従来夜勤では、"錦"という夜の繁華街での売上げが大半をしめていましたが、コロナ中は人がいない状況が続きました。

ですが2022年になってようやく出口が見えてきました。

外出制限などが緩和されるとともに、街の活気、売り上げもコロナ前に戻りつつあります。


,

ドライバーへの救済方法はタクシー会社によって様々かと思いますが、経営資源に余裕がある大手タクシー会社のほうが、救済が厚いと思われます。

これからタクシードライバーへ転職する方は、この点をふまえてタクシー会社を選ぶようにしてください。

【後悔5】タクシードライバーの仕事が、今後自動運転技術によって奪われる可能性がある


自動運転技術によってタクシー運転手の仕事が奪われる可能性については、いぜんからドライバーの間でも話題にあがってきています。

内閣府のホームページでは、AIなどの技術革新によって、既存の労働力がAIに代替されていくことが公開されています。(第4次産業革命)

AIによって仕事が奪われてしまう職業は、サービス業や工場勤務などいろいろ言われていますが、タクシー運転手も含まれています。

わたしはタクシードライバーに転職した当初、この仕事を生涯の仕事にするつもりでいました。

AIによってこの仕事が奪われるかもしれないことを聞いたときはとてもショックで、この仕事を選んだことを後悔しました。

でもタクシー運転手の仕事はいつなくなるのでしょうか?

諸説あり正確なことはまだ分かりません。

あくまでもわたしの個人的な見解ですが、自動運転によってタクシー運転手の仕事がなくなるまでには7~10年くらいはかかると思っています。

自動運転技術がタクシー運転手が行っている仕事内容とまったく同じようなことを行うためには、つぎのような課題があるからですね。

  • 泥酔者や認知症の乗客の予想困難な行動に対する対応ができるか
  • 予約客の自宅が極端に細い生活道路だったときに、事故らずに車を自宅前につけれるか
  • 周りの交通や歩行者が予想外の動きをしたときの防衛運転
  • 足が不自由な乗客や、車いす乗車への対応



しょうた

タクシードライバーの仕事は、お客さまが乗ってきて目的地まで送り届けるだけの仕事だと思われていることが多いですが、ドライバーを実際にやっているわたしからすると、簡単にAIが代替できるほど単純ではないと感じます。


以上のポイントをふまえ、自動運転技術がタクシードライバーの仕事を完全に代替するまでにはまだ7~10年くらいはかかるというのが、わたしの個人的な見解です。

後悔しないための対策



結論から言うと、タクシー会社を選ぶさいに、通常のタクシー業務以外にも力をいれているタクシー会社を選ぶようにすることです。

将来タクシードライバーの仕事がAIに奪われたとしても、残り続ける業務があるかもしれません。

その残り続けるかもしれない業務が"おもてなし”や”介護"に関する業務です。

おもてなしや介護には、思いやりやきめ細かい対応が必要ですが、0か1で判断するAIが苦手とすることだからですね。



実際にわたしが働いているタクシー会社では、タクシー業務以外に、おもてなしや介護送迎にも力をいれています。

タクシーの仕事を広い意味でとらえ、新しいことにチャレンジしていくことこそが、AIに仕事を奪われないための対策だと思います。

【後悔6】違反や事故をすると仕事を続けられなくなることがある



免停や事故のリスクを深く考えないでタクシードライバーになると後悔する可能性があります。

タクシードライバーは、2種免許がないと働くことができない仕事だからです。

免停になったり、事故でケガすると仕事を続けられなくなるかもしれません。



タクシー運転手は、一回の乗務で少なくても10時間以上は走ります。走る時間が長いと違反や事故のリスクが高くなることは言うまでもありません。



わたしはタクシードライバーに転職するときに、漠然とタクシーでの事故に対して不安をもっていました。

ですが、事故や違反によって職を失うかもしれないリスクに対しては認識が甘かったかもしれません。

しょうた

わたしはこれまで免停や大きな事故はなくこの仕事を続けられていますが、周りのドライバーが事故を起こしたときなどに、この仕事の危うさを再認識させられます。



タクシードライバーをやっている限り、事故や違反へのプレッシャーは感じ続けるでしょう。このプレッシャーと戦いながら働いています。

後悔しないための対策



結論から言うと、事故や違反をしないことに尽きます。

事故や違反は、安全への高い意識を持ち続け、安全運転を行うことで防ぐことが可能です。



なぜなら、もらい事故は別として、自分が起こす事故や違反には必ず原因があるからです。

実際にわたしは、新人のころに軽い事故は起こしましたが、その事故を起こしたときに"事故はもう絶対に起こさない"と心にちかい、それから3年以上事故を起こしてません。



普段の運転でヒヤリハットがあったら、なぜそうなったのか自分の行動のなかにある原因を突きつめる。ヒヤリハットになった原因の行動をしないように、習慣づけること。

そのような安全への意識が、事故や違反を起こさないためには最も大切だと考えています。



関連記事>>「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由を、ドライバー歴6年の僕が教える


後悔していることがあっても、タクシードライバーに転職して良かった



これまでご説明してきたとおり、わたしはタクシー運転手になって後悔していることがあります。

それでも、タクシーに転職して良かったと感じています。

どのような職業でも、プラス面とマイナス面がありますが、わたしの場合はマイナス面をプラス面が上回っているというかんじでしょうか。

タクシーに転職して良かったと感じていることはつぎのとおりです。

  • タクシーの仕事じたいは楽しい
  • お客さまに「ありがとう」と言ってもらえてうれしい
  • 仕事のストレス(売上げのストレス以外)が少ない
  • 休みに仕事のことを考えなくていい
  • 人間関係を気にしなくていい
  • コロナで収入が減ったけど、なんとか生活できている



この中でも特に大きいのは、タクシードライバーに転職して仕事のストレスが減ったことです。

なぜストレスが減ったかというと、タクシードライバーは乗務中はひとりなので上司と一緒にいる時間が少ないからです。



わたしはタクシーに転職する前は、アパレル販売員をやっていましたが、上司からのパワハラで鬱になりかけた経験があります。

わたしにパワハラをした上司は、わたしを成長させてお店の売上げをあげたい一心だったそうです。



タクシードライバーになってからは、上司と過ごす時間は営業所に戻ったあとの時間だけ。売上げが悪ければ給料が下がるシステムなので、売上げのことを上司から言われたこともありません。

タクシードライバーに転職してからは、鬱になることもなく毎日心穏やかに過ごせています。


タクシードライバーへ転職するなら、ドライバーズワークを利用しましょう。


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タクシードライバーになるとこんないいことがあります。

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しょうた

ここでは、例えば「半年以内の転職を考えている」や「ボーナスが〇〇円貰えるタクシー会社を探している」と答えておけばオッケーです。


後悔しないために、転職前に確認しておくべきこと



これからタクシードライバーへ転職する人が、転職する前に最低限確認しておくべきことは大きく分けて4つあります。

  • 給料
  • 福利厚生
  • 勤務形態
  • 勤務地



ちなみに、この5つはタクシー会社のホームぺージに載っていることがあるのでそこで確認してもいいですし、面接などで直接聞いてみてもオッケーです。

しょうた
しょうた

わたしはこれまで、新人ドライバーの教育にも携わっていますが、転職してすぐに辞めていった方をたくさんみてきています。


新人で辞めていく人のほとんどは、「タクシードライバーの仕事や待遇が思っていたのと違った」というギャップによるものです。

そうならないために、転職するまえにこの4つを必ず確認しておきましょう。

給料



給料について確認しておきたいことは3つあります。

  • 給与体系について
  • 年収推定額について
  • 売上ノルマがあるかどうか


この3つはタクシードライバーとして続けていくうえでとても重要なので、かならず確認しておきましょう。

これから、この3つについて詳しく解説していきます。

給与体系について



タクシーの給与体系は大きく分けて2つあります。

  • 完全歩合制
  • 一部歩合制



結論から言うと、これからの時代は一部歩合制を採用しているタクシー会社で働いたほうがいいと思います。

理由は、一部歩合制は売上げが悪くてもある程度の給料がもらえるからですね。


具体的に、それぞれの給与体系を説明すると次のようになります。

完全歩合制

完全歩合制とは、歩合給のみの給与制度。タクシーでの売上げに応じて給料が発生するのが歩合給です。

数式に表すとつぎのようになります。

売上×歩合率=給料



完全歩合制のメリットは、タクシーでの売上げが、給料に直結するため、売上げが良ければ給料が上がりやすいこです。

デメリットは、売上げが悪いと、その分給料が下がってしまうことがあります。

特に新型コロナ以降、タクシードライバーの売上げは減少傾向にあります。完全歩合制で働いているドライバーは、売上げが下がったぶん給料も下がってしまうため苦しんでいる方が多いです。

なので、つぎにご説明する一部歩合制のほうがこれからの時代は安心だと思います。

一部歩合制

一部歩合制とは、歩合給に固定給が組み合わされた給与制度です。

特に最近の大手タクシー会社は、こちらのほうを採用していることが多いかと。

数式に表すとこのようになります。

固定給+歩合給=給料


一部歩合制のメリットは、売上げ悪くて歩合給がさがったとしても、固定給による下支えがあることです。

しょうた

わたしが働いているタクシー会社では完全歩合制を採用しています。

コロナで売上が苦しい今の時期を経験して、一部歩合制のほうがよかったなぁと後悔しています。


この記事を読んで頂いている方は、わたしのように後悔しないように確認しておきましょう。



固定給の額はタクシー会社によって様々です。相場としては16~19万円くらいかと。

実際の求人をみると、こんな感じで書いてあります。

給与:18万円+歩合給



この場合、18万円が固定給ということになります。

注意点としては、固定給をもらうために条件がある場合があるので、このことも確認しておいたほうがいいでしょう。



その他、ボーナスがもらえるタクシー会社とそうでないタクシー会社があるので、この点も確認するようにしましょう。

年収推定額について



実際に年収がどれくらいになるかは、正直やってみないと分かりません。

タクシードライバーの給料は、歩合制がきほんになっていて、売上げに左右されるからですね。

ですが、タクシー会社によってはドライバーの平均年収をホームページで公開していることがあり、平均年収を確認しておくことで、ある程度見込みをつけることができます。

タクシー会社の面接で、どれくらいの年収になりそうか聞いてみてもいいでしょう。

売上ノルマについて



タクシードライバーには、売上ノルマがあることがほとんどです。

"売上ノルマ"は、タクシー業界では"足切り"と呼ばれています。

わたしが働いているタクシー会社では、売上ノルマを達成できなくても怒られることはありませんが、つぎのような悲しいことになります。

  • 売上ノルマを達成できなかった日の給料が下がる
  • ボーナスが下がる



これはあくまでもわたしが働いているタクシー会社のはなしです。売上ノルマの扱いはタクシー会社によって違うことがあります。

売上ノルマがあるかどうか、売上ノルマを達成できなかったときどうなるかまで確認しておきましょう。

福利厚生



福利厚生は、タクシードライバーを続けていくうえでとても大切です。

理由は、福利厚生はその後の生活や人生設計にまで深くかかわってくるからですね。

福利厚生でとくに確認しておきたいことは、つぎの3つです。

  • 保証給制度
  • 2種免許費用の免除
  • 制服貸与



これからこの3つについて詳しく解説していきます。



保証給制度

未経験でタクシードライバーへ転職する方は、保証給制度があるかどうか確認しておきましょう。

保証給制度があると、未経験者が入社してはじめの数ヶ月間給料が保証されます。

保証給期間と保証額の相場は下記のとおりです。

保証期間:3~6ヶ月

保証額:30万円前後


保証期間中は、売上げが悪くても保証額がもらえるので、その間に地理を覚えたり流し方を覚えたりできます。

注意点としては、保証給をもらえる条件がある場合があるということと、昼勤は保証額が下がることが多いことです。

この2点も転職する前に確認しておいたほうがいいでしょう。

しょうた

コロナ以降、保証給制度を延長しているタクシー会社が増えている印象です。
入社後1年間も保証してくれるタクシー会社もでてきています。



2種免許費用の免除

タクシードライバーをするためには2種免許が必要です。

タクシー会社によっては、2種免許費用を全額免除してくれることがあります。

最近は大手タクシー会社なら、2種免許費用の免除が主流になっていますが。

タクシー会社によっては"費用の免除"ではなく"費用の貸付"になっていることがあるので、念のために確認しておいたほうがいいです。

貸付ということは、後から返さないといけないということですね。



その他注意が必要なのは、2種免許費用が免除されるための条件がある場合です。

実際にわたしが働いているタクシー会社では、"3年間勤務すること"が2種免許免除の条件になっていて、3年経つ前に辞めると2種免許代を自分で払わなければならなくなります。

あとから後悔しないように、この点も確認しておきましょう。



制服貸与

タクシー会社によって、制服があるところと、ないところがあります。

制服があるかないか確認しておくとよいかと。

制服貸与があると、自分で買わなくていいので、経済的な負担が少なくなります。

ただし、制服貸与の条件がある場合があるので、この点はタクシー会社の面接などで確認しておいたほうがいいです。



タクシー会社のホームページを見ても制服貸与に条件があることは、ほとんど書かれていません。


わたしが働いているタクシー会社では、3年間勤務することが条件になっています。

入社してすぐに辞めてしまうと、制服代を請求される可能性があります。

しょうた

タクシー会社の面接を受けたときに確認しておくとよいでしょう。



勤務形態


タクシードライバーにはいくつかの勤務形態がありますが、働く時間帯や時間数、休日などそれぞれ異なります。

これからどんな勤務形態があるか簡単に説明していきますね。

自分がタクシードライバーをやるなら、どの勤務形態が合っているか考えておくとよいですよ。

  • 昼勤 世の中のサラリーマンと同じように、朝から夕方まで働きます
  • 夜勤 昼勤とは真逆になり、夕方から朝まで働きます
  • 昼夜勤 昼勤と夜勤が何週間かごとに入れ替わります(採用しているタクシー会社は少ない)
  • 隔日勤務 20時間くらい働いて、働いた次の日は休みになります


しょうた

隔日勤務は聞きなれないかたが多いと思いますが、じつはタクシー業界では一般的な勤務形態です。


生活パターンのイメージとしては、9時に出勤したら、夜間とおしで働いて翌朝4時くらいに帰ってくる感じです。

休憩は何回かに分けてとりますが、合計3時間くらいと、たっぷりあります。



勤務を終えて帰ってきた日は、明け番といって休みになります。

隔日勤務の最大のメリットは、休日が多いこと。明け番と公休と合わせて月18日くらいが休日です。

なんと月の半分以上が休みなのですね!



隔日勤務について詳しく知りたいかたは、こちらの記事をごらんください。

»タクシードライバーの隔日勤務はきつい?現役ドライバーが隔日勤務を徹底解説

勤務地



タクシー会社によっては営業所がいくつかあることがあります。

通いやすさを考慮して、どの営業所で働きたいか決めておくとよいです。

働きたい営業所があった場合でも、たまたまその営業所の人員が足りていると他の営業所に配属されることがあります。

タクシー会社に応募するさいには、勤務する営業所がどこになるか確認するようにしましょう。

タクシードライバーに向いている人とは?(向いてないと転職に失敗する可能性がある)



わたしがタクシードライバーとして働いてきた6年間の経験から、どんな人がタクシードライバーに向いているかを解説していきます。

結論から言うと、これから挙げる2つのタイプの人がタクシードライバーに向いています。

  • 運転が好きな人
  • 人と接するのが好きな人



前提としてお伝えしたいことは、タクシードライバーの仕事は決して難しい仕事ではありません。

ですが、合わなくて辞めてしまう人はたくさんいます。

どれかに当てはまれば大丈夫というわけではありませんが、この2つはタクシードライバーを続けていくうえで大切な資質かと。



これから、この2つについて詳しく解説していきます。

運転が好きな人


タクシードライバーは一回の乗務の大半は運転しているので、運転が好きな人が向いています。

理由の一つは、走行距離。

タクシードライバーが一回の乗務で走る距離は200㎞前後。

東京駅から焼津駅(静岡)くらいまでを毎日走ってることになります。

普通の人が旅行などでこの距離を走るばあい高速道路を使うことが多いと思いますが、タクシーはいろんな道を走ります。

生活道路や一般道、高速道路、ときには細い生活道路と、ありとあらゆる種類の道を走り続けるわけです。

これを日々続けるわけですから、運転が嫌いな人にはなかかな辛いものがあるでしょう。



わたしは、もともと運転が大好きなので、この仕事を選んでよかったと思っています。

運転が好きでも疲れはしますが…。



タクシードライバーの仕事は、繁華街や郊外いろんな場所を走る仕事なので、運転が好きな人は向いていると思いますよ。

人と接するのが好きな人


あくまで自論ですが、人と接するのが好きな人のほうが、タクシードライバーは続きやすいです。

理由としては、人と接するのが好きな人のほうが、お客さまと接客トラブルになりにくいことがあげられます。

タクシードライバーとお客さまは合わせ鏡なので、人と接するのが嫌いな人はどうしてもそれがお客さまに伝わってしまいますね。

もちろん、お客さまのなかには対応が難しいかたもいて、どのドライバーが対応しても苦情を言ってくるであろうお客さまもいらっしゃいます。



ですが、実際にわたしがこれまでの6年間タクシードライバーをやっていて感じることは、お客さまと接客トラブルになるときはほとんどの場合ドライバーにも原因があるということ。



実際にわたしはもともと人と接するのが好きで、タクシードライバーに転職しましたが、お客さまから苦情を受けたことや、辞めたいと思うほど大きな接客トラブルになったことはありません。



タクシードライバーを続けていると、多種多様なお客さまが乗ってきます。どのようなお客さまが乗ってきても感謝の心で対応できる。人と接するのが好きな人はタクシードライバーに向いていると思います。

まとめ


わたしはこれまで6年間タクシードライバーをやってきたなかで、嬉しいことも嫌なことも経験してきました。

タクシー業界へ転職して後悔していることもあります。

わたしがタクシー業界へ後悔していることは、次のようなことです。

  1. 仕事の幅が限られている(毎日が同じ繰り返し)
  2. ドライバーから管理職になっても、給料が上がらない
  3. タクシードライバーは欠勤すると収入が減る
  4. コロナの影響で収入が4割減った
  5. タクシードライバーの仕事が、今後自動運転技術によって奪われる可能性がある
  6. 違反や事故をすると仕事が続けられなくなることがある



タクシー業界へ転職して後悔していることはこんなにあるわけですが、不思議とこの仕事を辞めたいと思ったことはこれまで一度もありません。

理由は、タクシードライバーになって良かったことがたくさんあるからですね。



タクシードライバーに転職して良かったと感じていること

  • タクシーの仕事じたいは楽しい
  • お客さまに「ありがとう」と言ってもらえてうれしい
  • 仕事のストレス(売上げのストレス以外)が少ない
  • 休みに仕事のことを考えなくていい
  • 人間関係を気にしなくていい
  • コロナで収入が減ったけど、なんとか生活できている



どんな仕事でも良いこと悪いことがあると思いますが、タクシードライバーもそうですね。

なので、この仕事の良いところと悪いところを両方知ったうえで、転職を決めていただけたらと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



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